November 30, 2023
2023年11月30日 【広域情報】欧米でのテロ等に対する注意喚起
【ポイント】
○欧米では、近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。これらは組織性が低い単独犯によるテロが多く、事前の取締りが難しいため、今後も継続することが懸念されます。
〇特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、警備や監視が手薄で不特定多数の人が多く集まるため、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
○また、クリスマスや年末年始といった祝祭日・イベントシーズンは、人の集まりや移動が増えるため、テロの可能性が高まることが懸念されます。
○常に最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってください。
【本文】
1 欧米では、近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。これらは組織性が低い単独犯によるテロが多く、事前の取締りが難しいため、今後も継続することが懸念されます。
2023年10月からのイスラエル軍とパレスチナ武装勢力間の衝突を受け、イスラム過激派組織は機関誌や声明等で、イスラエル関連施設(大使館含む)、西側諸国関連施設(大使館含む)、宗教施設、ナイトクラブ等を標的にするよう繰り返し呼びかけており、より一層の注意が必要です。また、近年は、極右・極左過激主義思想の影響を受けたテロも発生しています。
最近のテロ事案等の例は、下記の(参考)を御参照ください。
2 観光施設周辺、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、警備や監視が手薄で不特定多数の人が多く集まるため、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。特に、スポーツ大会や音楽フェスティバル、独立記念日の祝賀行事、クリスマスマーケット等のイベント会場や、宗教施設等では、多くの人が集まり、テロの標的になる可能性があるため、警戒する必要があります。同時に、イベント等の警備のため手薄となった他の都市等を狙ったテロが発生する可能性もあります。
3 また、クリスマスや年末年始といった祝祭日・イベントシーズンは、人の集まりや移動が増えるため、テロの可能性が高まることが懸念されます。過去のクリスマスや年末年始期間には以下のような事件(未遂含む)が発生しています。
・2016年 ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケット車両突入事件
・2017年 英国中部クリスマスイベントテロ未遂事件
・2017年 米国・ニューヨークタイムズスクエア爆破事件
・2018年 フランス・ストラスブールのクリスマスマーケット銃撃事件
・2019年 オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットテロ未遂事案
・2021年 フランス・パリ無差別殺傷テロ計画事件
・2022年 米国・ニューヨークタイムズスクエア付近における警官襲撃事件
4 テロの被害に遭う可能性を減らすため、以下の対策をお願いします。
(1)「たびレジ」を活用し、最新の関連情報の入手に努める。
(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。
観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関、宗教関連施設等人が多く集まる施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関連施設)等。
(3)上記(2)の場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
(4)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
(5)以下の一般的な留意事項に留意する。
【車両突入の場合】
●ガードレールや街灯などの遮へい物が無い歩道などでは危険が増すことを認識する。
【コンサート会場、競技場、空港等の閉鎖空間】
●会場には時間より早めに入る、終了後はある程度時間を置いてから退出するなど、人混みを避けるよう努める。
●セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居することはせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
●不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
●パニック状態となった群衆の中で負傷するおそれがあるため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。
【爆弾、銃器を用いたテロに遭遇した場合】
●頑丈なものの陰に身を低くして隠れる。
●周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると雑踏事故などの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。
●爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。
【刃物を用いたテロに遭遇した場合】
○欧米では、近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。これらは組織性が低い単独犯によるテロが多く、事前の取締りが難しいため、今後も継続することが懸念されます。
〇特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、警備や監視が手薄で不特定多数の人が多く集まるため、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
○また、クリスマスや年末年始といった祝祭日・イベントシーズンは、人の集まりや移動が増えるため、テロの可能性が高まることが懸念されます。
○常に最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってください。
【本文】
1 欧米では、近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。これらは組織性が低い単独犯によるテロが多く、事前の取締りが難しいため、今後も継続することが懸念されます。
2023年10月からのイスラエル軍とパレスチナ武装勢力間の衝突を受け、イスラム過激派組織は機関誌や声明等で、イスラエル関連施設(大使館含む)、西側諸国関連施設(大使館含む)、宗教施設、ナイトクラブ等を標的にするよう繰り返し呼びかけており、より一層の注意が必要です。また、近年は、極右・極左過激主義思想の影響を受けたテロも発生しています。
最近のテロ事案等の例は、下記の(参考)を御参照ください。
2 観光施設周辺、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、警備や監視が手薄で不特定多数の人が多く集まるため、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。特に、スポーツ大会や音楽フェスティバル、独立記念日の祝賀行事、クリスマスマーケット等のイベント会場や、宗教施設等では、多くの人が集まり、テロの標的になる可能性があるため、警戒する必要があります。同時に、イベント等の警備のため手薄となった他の都市等を狙ったテロが発生する可能性もあります。
3 また、クリスマスや年末年始といった祝祭日・イベントシーズンは、人の集まりや移動が増えるため、テロの可能性が高まることが懸念されます。過去のクリスマスや年末年始期間には以下のような事件(未遂含む)が発生しています。
・2016年 ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケット車両突入事件
・2017年 英国中部クリスマスイベントテロ未遂事件
・2017年 米国・ニューヨークタイムズスクエア爆破事件
・2018年 フランス・ストラスブールのクリスマスマーケット銃撃事件
・2019年 オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットテロ未遂事案
・2021年 フランス・パリ無差別殺傷テロ計画事件
・2022年 米国・ニューヨークタイムズスクエア付近における警官襲撃事件
4 テロの被害に遭う可能性を減らすため、以下の対策をお願いします。
(1)「たびレジ」を活用し、最新の関連情報の入手に努める。
(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。
観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関、宗教関連施設等人が多く集まる施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関連施設)等。
(3)上記(2)の場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
(4)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
(5)以下の一般的な留意事項に留意する。
【車両突入の場合】
●ガードレールや街灯などの遮へい物が無い歩道などでは危険が増すことを認識する。
【コンサート会場、競技場、空港等の閉鎖空間】
●会場には時間より早めに入る、終了後はある程度時間を置いてから退出するなど、人混みを避けるよう努める。
●セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居することはせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
●不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
●パニック状態となった群衆の中で負傷するおそれがあるため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。
【爆弾、銃器を用いたテロに遭遇した場合】
●頑丈なものの陰に身を低くして隠れる。
●周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると雑踏事故などの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。
●爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。
【刃物を用いたテロに遭遇した場合】
●犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
(参考)近年の欧米での主なテロ事件等(以下、すべて現地時間)
【2023年】
○ベルギー:ブリュッセル市内での銃撃事件(10月16日)
○フランス:北部アラスの高校での刃物による教師襲撃事件(10月13日)
○セルビア:ベオグラード近郊での銃撃事件(5月4日)
○ドイツ:デュースブルク市中心部のスポーツジムでの刃物襲撃事件(4月18日)
○モンテネグロ:首都ポドゴリツァの裁判所前での自爆事件(3月3日)
○スペイン:南部の教会での刃物襲撃事件(1月25日)
【2022年】
〇米国:ニューヨークタイムズスクエア付近における警官襲撃事件(12月31日)
〇ドイツ:テロ組織による政府転覆を企図したクーデター未遂事件(12月7日)
〇スペイン:計6か所へ手紙爆弾の郵送(11月下旬~12月上旬)
〇ベルギー:ブリュッセル北駅付近での刃物による警察官襲撃事件(11月10日)
〇スロバキア:白人至上主義・反ユダヤ主義を掲げる人物によるLGBTバー銃撃事件(10月12日)
〇ノルウェー:オスロ市中心部での銃撃事件(6月25日)
〇米国:バッファローのスーパーマーケットでの銃乱射事件(5月14日)
〇米国:ニューヨーク市地下鉄での銃撃事件(4月12日)
〇米国:テキサス州シナゴーグでの立てこもり事件(1月15日)
【2021年】
○英国:リバプールの病院でのタクシー爆発事件(11月14日)
○フランス:カンヌでの刃物による警察官襲撃事件(11月8日)
○英国:リーオンシーでの下院議員刺殺事件(10月15日)
○ノルウェー:コングスベルでの弓矢、刃物による通行人襲撃事件(10月13日)
○ドイツ:ビュルツブルクの商業施設での刃物による襲撃事件(6月25日)
○フランス:ランブイエの警察署での警察官刺殺事件(4月23日)
○スウェーデン:ベートランダでの斧による通行人襲撃事件(3月3日)
【2023年】
○ベルギー:ブリュッセル市内での銃撃事件(10月16日)
○フランス:北部アラスの高校での刃物による教師襲撃事件(10月13日)
○セルビア:ベオグラード近郊での銃撃事件(5月4日)
○ドイツ:デュースブルク市中心部のスポーツジムでの刃物襲撃事件(4月18日)
○モンテネグロ:首都ポドゴリツァの裁判所前での自爆事件(3月3日)
○スペイン:南部の教会での刃物襲撃事件(1月25日)
【2022年】
〇米国:ニューヨークタイムズスクエア付近における警官襲撃事件(12月31日)
〇ドイツ:テロ組織による政府転覆を企図したクーデター未遂事件(12月7日)
〇スペイン:計6か所へ手紙爆弾の郵送(11月下旬~12月上旬)
〇ベルギー:ブリュッセル北駅付近での刃物による警察官襲撃事件(11月10日)
〇スロバキア:白人至上主義・反ユダヤ主義を掲げる人物によるLGBTバー銃撃事件(10月12日)
〇ノルウェー:オスロ市中心部での銃撃事件(6月25日)
〇米国:バッファローのスーパーマーケットでの銃乱射事件(5月14日)
〇米国:ニューヨーク市地下鉄での銃撃事件(4月12日)
〇米国:テキサス州シナゴーグでの立てこもり事件(1月15日)
【2021年】
○英国:リバプールの病院でのタクシー爆発事件(11月14日)
○フランス:カンヌでの刃物による警察官襲撃事件(11月8日)
○英国:リーオンシーでの下院議員刺殺事件(10月15日)
○ノルウェー:コングスベルでの弓矢、刃物による通行人襲撃事件(10月13日)
○ドイツ:ビュルツブルクの商業施設での刃物による襲撃事件(6月25日)
○フランス:ランブイエの警察署での警察官刺殺事件(4月23日)
○スウェーデン:ベートランダでの斧による通行人襲撃事件(3月3日)
November 22, 2023
2023年11月22日 ナイアガラ・フォールズ周辺エリアでの車両爆発事案の発生
本日午後2時前に、ナイアガラ・フォールズにあるレインボーブリッジで車両が爆発し、一部報道によれば複数名が死傷する事案が発生しました。 現在、警察当局による捜査中であり、本件が事故であるか(テロ攻撃等の)事件であるか等、詳しいことは判明しておりませんが、本事案により発生エリア(ナイアガラ)周辺にあるカナダ-米国越境ルートはすべて閉鎖されており、通行することができませんので、同エリアへのご旅行を予定されている方はメディア等から情報収集の上、ルート変更等、必要な措置を講じてください。 (参考:現在閉鎖中の4カ所の橋) ・Lewiston-Queenston Bridge ・Whirlpool Bridge ・Reinbow International Bridge ・Peace Bridge ※閉鎖がいつ解除されるかについても現時点では情報なし
November 03, 2023
2023年11月3日 2 Godiego "Magic Monkey"
ゴダイゴ/マジック・モンキー(西遊記)
①ザ・バース・オブ・ジ・オデッセイ~モンキー・マジック
②ガンダーラ
③エイジアティック・フィーヴァー
④ヘデイング・アウト・ウエスト・トウ・インディア
⑤サンキユー・ベイビー
⑥ステッピン・イントウ・ユア・ワールド
⑦ハヴォック・イン・ヘヴン
⑧ドラゴンズ・アンザ・デーモンズ
⑨ア・フール
⑩フライング
⑪セレブレイション
これは、今の香取君たちがしている西遊記ではなく、われわれが子どものときにしていた堺正章さんが孫悟空を演じていた超名作の西遊記のサウンドトラックである。オープニングとエンディングのゴダイゴの曲”モンキーマジック””ガンダーラ”は30歳以上のものならほぼ全員知っているといっても過言ではない。そして今もなお名曲として語られているものだ。今の西遊記の最終話では堺正章さんが出演するらしく、楽しみだ。
このゴダイゴというバンドは日本人3人と白人2人。リーダーはミッキー吉野(キーボード)、ボーカルがタケカワユキヒデ、ギターが浅野孝巳、ベースは宮城生まれのスティーブ・フォックス、ドラムがアメリカのトミー・スナイダー。ヒット曲はほとんどタケカワサン作曲だね。でも、このアルバムは非常にすばらしいですし、西遊記のセピア色にかかった画面が脳裏に浮かび上がってくるのできくと楽しい。大学時代に夜中に再放送してたのも思い出します。
ちなみに、ミッキーさんの解説によるとGODAIGOというバンド名は、God-I-Egoつまり、神と自分とエゴ。そういう意味のバンド名であったそうです。深いですね。
98点
2023年11月3日 1 Renaissance "A Song For All Seasons"
クラシック、フォーク、ロックを全て融合する偉大なバンド、ルネッサンスの非常にすばらしい作品。個人的にはルネッサンスの作品の中で一番好きなものだなあ。音楽もいいが、やはり、アニー・ハズラムの歌が非常にすばらしく、彼女の声が美しい森に誘ってくれるようだ。このバンドはいつものことであるが捨て曲もないすばらしいアルバムが多いなあ!1も2も4も好きだけど、やはりハイライトは大作の8だろう。このアルバムはアメリカの要望を受けた形で作られたそうだが、なお、自分たちのスタイルを崩すことなくすごいなあ。是非、聴いていただきたき作品だ。
97点
97点
October 20, 2023
2023年10月20日 イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に伴うテロの脅威に関する注意喚起(続報)
【ポイント】
●今般のイスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突を受け、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)は、イスラエル関連権益・大使館、「十字軍」諸国(注:西側諸国の趣旨)の大使館、宗教施設、ナイトクラブ、アラブ諸国の軍・政府、湾岸諸国に所在する米軍基地等を標的にするよう呼びかけています。
●当面の間、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、宗教関係施設を含むテロの標的になりやすい場所に留意し、外務省海外安全ホームページや報道等により最新情報の入手に努めつつ、安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」もご活用ください。
【内容】
1 今般のイスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突を受け、10月19日、ISILは、イスラエル関連権益・大使館、「十字軍」諸国(注:西側諸国の趣旨)の大使館、宗教施設、ナイトクラブ、アラブ諸国の軍・政府、湾岸諸国に所在する米軍基地等を標的にするよう呼びかけています。
2 上記を踏まえ、当面の間、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の収集に努め、次の点に注意しつつ安全確保に十分心がけてください。
(1)不特定多数の人が集まり、混雑している場所には、可能な限り近づかないようにしてください。
(2)テロが、いつどこで起こるかを予測することは困難ですが、普段から周囲の状況を見渡し、不審者(車)・不審物に注意を払い、異常(不自然な放置物、不自然な厚着、特異な印象など)を感じた場合には、直ちにその場を離れてください。
(3)付近で爆発音を聞いたときは、爆風を避けるため、まずその場に伏せてください。また、その後、第2の爆発が起こり得ることに十分注意し、現場から速やかに離れてください。
(4)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識してください。
観光施設やその周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関等の人が多く集まる施設、教会、モスク、シナゴーグ等の宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設、大使館)等。
(5)上記(4)の場所を訪れる場合は、あらかじめ非常口等の避難経路を確認しておく、周囲の状況に注意を払う、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在期間を短くするなどの対策に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払ってください。
(6)有事の際には、現地当局の指示があればそれに従う。特に、テロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き、冷静に行動するように努めてください。
(7)その他以下の一般的な留意事項にも留意してください。
【車両突入型テロに関して】
●ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増すことを認識する。
●普段から歩道を歩く際はできるだけ建物側を歩く。
【爆弾、銃器を用いたテロに関して】
●爆発、銃撃の音を聞いたら、その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとり、頑丈なものの陰に隠れる。
●周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。
●爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。
【刃物を用いたテロに関して】
●犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
【イベント会場、空港等の屋内でのテロに関して】
●不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
●会場への出入りについて、混雑のピークを外し、人混みを避ける。
●セキュリティが確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人混みや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居したりすることはせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
●負傷などの二次被害を防ぐため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。
●今般のイスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突を受け、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)は、イスラエル関連権益・大使館、「十字軍」諸国(注:西側諸国の趣旨)の大使館、宗教施設、ナイトクラブ、アラブ諸国の軍・政府、湾岸諸国に所在する米軍基地等を標的にするよう呼びかけています。
●当面の間、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、宗教関係施設を含むテロの標的になりやすい場所に留意し、外務省海外安全ホームページや報道等により最新情報の入手に努めつつ、安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」もご活用ください。
【内容】
1 今般のイスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突を受け、10月19日、ISILは、イスラエル関連権益・大使館、「十字軍」諸国(注:西側諸国の趣旨)の大使館、宗教施設、ナイトクラブ、アラブ諸国の軍・政府、湾岸諸国に所在する米軍基地等を標的にするよう呼びかけています。
2 上記を踏まえ、当面の間、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の収集に努め、次の点に注意しつつ安全確保に十分心がけてください。
(1)不特定多数の人が集まり、混雑している場所には、可能な限り近づかないようにしてください。
(2)テロが、いつどこで起こるかを予測することは困難ですが、普段から周囲の状況を見渡し、不審者(車)・不審物に注意を払い、異常(不自然な放置物、不自然な厚着、特異な印象など)を感じた場合には、直ちにその場を離れてください。
(3)付近で爆発音を聞いたときは、爆風を避けるため、まずその場に伏せてください。また、その後、第2の爆発が起こり得ることに十分注意し、現場から速やかに離れてください。
(4)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識してください。
観光施設やその周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関等の人が多く集まる施設、教会、モスク、シナゴーグ等の宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設、大使館)等。
(5)上記(4)の場所を訪れる場合は、あらかじめ非常口等の避難経路を確認しておく、周囲の状況に注意を払う、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在期間を短くするなどの対策に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払ってください。
(6)有事の際には、現地当局の指示があればそれに従う。特に、テロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き、冷静に行動するように努めてください。
(7)その他以下の一般的な留意事項にも留意してください。
【車両突入型テロに関して】
●ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増すことを認識する。
●普段から歩道を歩く際はできるだけ建物側を歩く。
【爆弾、銃器を用いたテロに関して】
●爆発、銃撃の音を聞いたら、その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとり、頑丈なものの陰に隠れる。
●周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。
●爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。
【刃物を用いたテロに関して】
●犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
【イベント会場、空港等の屋内でのテロに関して】
●不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
●会場への出入りについて、混雑のピークを外し、人混みを避ける。
●セキュリティが確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人混みや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居したりすることはせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
●負傷などの二次被害を防ぐため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。